未成年の頃の恋愛絡みの写真とか、ちょっとあほなこと(誰でもやるような大したことないしでかし)が露見したことを理由に活動休止していたアイドルの復帰発表で、アイドルへの誹謗中傷が激烈に起こり復帰発表の数日後に「やっぱ脱退させます。本人の希望です」と事務所から発表があるという何重にもひでぇ話があったのだが(私は当該アイドルやその所属グループのファンではない)
誹謗中傷する自称ファンもタレント守る気ない自称事務所もええ加減にせぇよというのはほんまにそうなんだけど、巻き起こる反応の中に「実在の人間を推すオタクは実在の人間を消費する罪人だから弁えなくてはいけない」とか「オタクにできることは公式(事務所)の決定に従って推すか離れるかしかない」という意見があり、それはそれで一緒にしてほしくない
アイドルとファンだって人間関係のひとつの形なのでお互いに尊重したり、それをバックアップ(して儲ける)する事務所や、アイドル本人が誤ったことをしたと思うならファンがそれを批判することや誤ったまま突き進まないよう注意することは必要
今回は誹謗中傷(アイドル本人の名前を書いた葬式花を事務所に送りつける等)した人間とタレントを守る意思のない事務所のほうがおかしいというただそれだけのこと
人間関係のまた別の形である「友人」相手でも、もし相手が誤ったことをしていると思っても実家に葬式花なんて送ったりしない そんなことしたら相手を傷つけると誰だって分かるし、自分の考えを伝えたいなら他にいくらでも倫理的な手段がある
ていうかそもそも事の発端であるアイドル当人がしたことも全然大したことないし、アイドル活動始める前に親密な相手がいたなんてのは、もはや誰に何を言われる筋合いもないこと（アイドル活動後だったとしても同様）
サバイバル番組（視聴者の投票により参加者の命運が決まる）の隆盛により、アイドルへ支配欲やコントロール欲を押し付けて当然という風潮が一部蔓延しているのではという意見も見かけて、たしかにそう思わざるを得ない
あとこの芸能事務所が韓国にあるからと、これだから韓国人はと一括りにするのも不当
韓国のファンでこの件について、誹謗中傷したファンや、タレントを未成年の頃から預かりながらも全く庇護しない事務所を批判している人もとても多いし、この件に限らず「伏せ字垢」という言葉があるようにアイドルやサバ番出演者を酷い言葉で誹謗中傷する層は日本にもいる