国慶節で中国人旅行者の来日が増えるとこういう「中国人は迷惑、マナー知らず」みたいな報道増えるんだろうなと思ってたらやっぱり。(YouTubeでサジェストされた)
そしてコメント欄がヘイトの溝側みたいである。
https://www.youtube.com/watch?si=nPh_WA_O84og9IRM&v=3pLw2vopVHg&feature=youtu.be
ついうっかりアレな発言を眼にしてしまい「は〜?!?!何言ってんのこの人…」と思って改めて香港におけるペスト政策の歴史を調べたら顎が外れそうなほどひどい。
そりゃ暴動が起きるわけだ。
やっっっっっっっっば って声が出たよね。「客の○割がアジア系だった」とかも外務省に報告していたらしい。共同監督のひとりが「上映禁止になるかもと不安を感じた」というの、そりゃそうだよと思う。誇張じゃなく、ガチの難癖つけてもおかしくないなって思っちゃう。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/352855?rct=culture
製作者は史実よりも“面白さ”を選んだのか?ーー「福田村事件」再考
https://salvi.blog.ss-blog.jp/2024-09-08
「福田村事件」を“映画化”する際に、フィクションが入るのはやむを得ない。とはいえ、人々をミスリードするようなことは絶対避けなければならない。
この映画では、香川県から福田村に来た行商人の一行を、自警団や在郷軍人たちが取り囲んだ際に、大量殺人の最初の口火を切ったのが若い女性であったように描かれている。彼女は東京の本所に出稼ぎに行った夫と連絡が取れなくなっていた。もしかしたら朝鮮人に殺されたかもしれない、という憶測と憎しみで、彼女は行商のリーダーを背後から鳶口の一撃で殺す。この殺人をきっかけに、在郷軍人や自警団たちは、まるで何かに取り憑かれたように、行商の一行に対する無差別な殺戮を始める。
しかし、実際の事件で検挙された犯人の中に、女性はいないのだ。女性が最初の一撃を下したというのは事実に反する。史実を明らかに歪めたこの場面が、観客をミスリードする可能性もある。なぜ製作者は、女性を最初の犯罪者に仕立て上げたのだろうか?製作者は、史実よりも、 映画を“面白く”することを優先したのではないだろうか。確かに、凶暴な自警団や在郷軍人よりも、若い女性の鳶口の一撃を合図に大殺戮が始まるほうが、画面としてはより衝撃的で、“面白く”なる。
差別問題はこの映画の最も重要なテーマだが、この場面はかえって女性差別やミソジニーに加担するものではないだろうか?史実を題材とする映画で、例えば似たような場面で、もしも史実を歪める形で特定の人種的・民族的マイノリティーが犯罪者に仕立て上げられたならば、非難ごうごうとなるはずだ。しかしなぜか、本作に対しては、そのような非難はあまりみられないようだ。「福田村事件」の製作者にとっても、日本の多くの観客たちにとっても、女性は、社会で常に抑圧され差別されてきたマイノリティーとして、みなされていないのかもしれない。本作ではほかにも女性の描き方で首を傾げさせる場面が何か所もあったが、いまはおく。
リン・ユーティン林郁婷選手の件、スポーツもオリンピックも嫌いなのに頑張って調べたけど、台湾がスポーツナショナリズムで盛り上がりまくっているので正直萎えてしまった。
選手の凱旋パレード、軍用車使ってるし。
国家代表選手はいろんな面で国からのサポートを受けてるわけだし、「国旗を背負って国際大会に出る」という帰属意識が気概として背中を押すというのも分からなくはない(共感はしない)ので、オリンピックがナショナリズムに利用されるのは致し方ないのかなとも思う。
でもそういう「国民としての一体感」みたいな風潮やノリがものすごく苦手。
林郁婷選手については知れば知るほど好きになってるけど。
https://sports.ettoday.net/amp/amp_news.php7?news_id=2798862
九龍の魔女