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アマプラで、ウィリアム・A・ウェルマン『女群西部へ!』(Westward the Women, 1951)。

素晴らしいです。馬の尻と銃と男と女。
ライカート『ミークス・カットオフ』はこれにインスパイアされてるのね。
犠牲が出た後の、女たちが振り向いて歩き去るカットの怜悧さ。

あら、今シネマヴェーラでやってるキャプラ特集で掛かってるじゃないか。

「最後に押し寄せる感動を」云々って、街に女性たちが入場するシーンはほんまそれ。
あと、「女の尻を追っかける男」のチェイスシーンとか、キャットファイトの殴り合いとか、死への乾いた距離感(子供と馬と酒)とか。

アマプラだけでは我慢できず、スクリーンでもう一度。本当にいい映画。
日本語伊語仏語が飛び交う西部劇。
生死の残酷さと、男女が着飾って踊るラストとのコントラストか堪らん。

ウィリアム・A・ウェルマン『牛泥棒』(1943)をアマプラで。

すげえわ。ウェルマン天才。観終わった後の気分が、もう「凄い」としか言いようがない。
『女群西部へ!』もそうだったけど、視線の交錯の会話っぷりがとても上手い。でもまあラストの手紙読むカットだよ。反則。

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