ほに『このゆるい歯茎は私のせいじゃない』(13番館)を、分倍河原一箱古本市にて。
日記とは「他人に読ませるための私の生活」なので、作家の日記とかでない限り読みたいと思うことは滅多にないが、この日記の「書かれている私」への距離感が、読み進めることを促してくれる。
著者の、眠りたいと眠れないに挟まれた日常。長さには恐ろしくバラつきがあるが1日の欠もなく書かれた、どうしようもできないことが、外国語にすぐ翻訳できそうな明晰な文体で書かれている。なんとも言えない読後感。
横浜に佐貫絢郁を観に行ってたのか。あれはめっちゃ良かった。
この画像の夢の描写とかすごない? 詩を読んでるみたい。
続きをはやく読みたいです。