また妻と(あーやっぱりこの人はここではマジョリティ側で私のこの悩みは理解してくれないのだな)案件があった。
個人的にこいつうう!(怒)ってなるのは「だって私も外国人だもん。」ってすぐ自分も差別される側である。という話題を持ってくること。慰めすらしてくれない。

今回は最近すごく多くなった「ここ生まれ育ちだよね?」「ここ育ちだと思った!」(=ネイティブと変わらないドイツ語能力だと褒めてるつもり)というワードで。初めましての人からだと、褒め言葉だと受け止められるのだけれど、この話題を出すと妻が「実際そうじゃん。日本育ちでドイツ語を学んだのはだって信じられないくらい。ここ育ちの人と同じレベルだよ。マジで。ネイティブレベル。」と言ってくることで。
(お前が一番言うなよ!私がどれだけ努力して今のレベルに持ってきたか。それでも、自然に話せるなんて程遠くて。ドイツ語ができないから教授に差別的なこと言われたことだって。貴方が一番隣で見てきたでしょ?!私がどれだけここで生まれ育っていればよかった。進学だって就職だって、滞在許可だって。生まれ育った言語と文化のなかで全てできればよかったって一番思ってるのは私だって。見てて気づかないか?!)ってなる。

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ほぼ同じ言語で文化で生まれ育ってほぼ同じ言語と文化の国に住んでるお前が言うなよ。そうじゃない言語と文化で生まれ育って、言語と文化が全然違う国に住んでる私に言うな。
特にパートナーのお前が。と感じる。
私の言語能力は生まれつきの性質と日本で育って言語と文化と共に培ってきたものがあってこそ今の私のドイツ語のレベルに繋がっていると思っていて。私が日本で日本語でその文化で生まれ育ったたことを無かったかのような仮定で語るな!私の努力も苦労も実際に存在している差別も無視している。発音やちょっとした文法や言葉の使い方がドイツ語生まれ育ちの人と少し違うからって色んな差別を受けている人達がいるのを知らないのか?!
私の発音がいいのは本当に偶然で、私の特質がこの言語と相性が良かったのと身近にお手本がいたからであって。そうじゃなかったら一体なんて言った?!ネイティブレベルとは絶対言わねぇだろ。
って。

「その人たちも(私も)褒めてるんだから素直に褒め言葉として受け取りなよ。」ってマイクロアグレッションの二次被害でーす。
やっぱお前にはこの話題ではよう相談できひんわ。って。
やめとこ。ってなる。

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