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今学期のゼミの指導教官がすごい褒めてくれるし、すごく指摘が的確で明確な人で。
進捗報告へのレビューが、「よく気づいたね!これは私も見落としてました。この事に気付いて指摘をしたのは貴方が始めてです!心配していると書いていた論理の中心に据えているテーマとの齟齬が生じるのではないか?という懸念ですが、大丈夫です!章立ても正確で緻密なのでそれに沿ってやって全然OKです。そして、この画家の作品のこういうテーマにも注目してみて下さい。貴方のテーマの考察の一助になるでしょう。プレゼンをすごく楽しみにしています。」
って言うてくれはるので、めっちゃ嬉しくなってニコニコ都度もらったメールを読み返してはモチベーションを上げてる。

これなんですが、美術史の界隈では稀によくある。
長年世間で認識されていた絵画のタイトルが新しい史料の発見だったり、修復によって、よく見えてなかった部分が分かったりすることによって「いやこれ全然言われてたタイトルとちゃうやんけ。」ってなったパターンのやつです。
ただ今回ちょっと面白くて。
300年近く歴史がある教会で現役で飾られてる主祭壇の絵画が全然言われてるタイトルとちゃうやんけ。案件でして。
描いた画家の研究してた大家の美術史家が19世紀とかに付けたタイトルに沿って研究されてきてたので、先入観+絵の保存状態が微妙ってので見逃されてて。
それを見つけたのでやぶもせんせも大興奮です。

憧れてた夢というか、美術史の学徒なるもの一回はそういう発見してみたい。がおこってしまって。
きゃあああああって感じです。いええええい!
早起きして実物見に行った甲斐あったし、なんならこの国に来て良かった。直接見て自分で写真撮ってとなって初めて発見したことだったので。
確かに知られてたタイトルにしては"らしくない"祭壇画やなぁ。と、寧ろそれがあるからゼミでテーマとして選ばれてたんやろな。さてどんな特徴や唯一無二的な点が見つかるかね。と思いながら取りかかったら、まさか全くの別タイトルやん。となるとは思ってなかったんですよ。

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