[ある日の侯爵邸の夜]
「ただいま」
「トリックオアトリート!」
「何その格好」
「今日は死者の格好をしてお菓子か悪戯かを選んでもらう日なんだって。西方の儀式的な祭りの一つらしいわ」
「それでシーツを?」
「子供の頃やらなかった?」
「そういう幼稚なのはちょっと」
「なんか腹立つわね」
「それで、お菓子か悪戯か?」
「そうよ!あんたのことだから絶対にお菓子なんて持ってないでしょう?悪戯しちゃうもんね」
「これ」
「あっ!大通りの大人気のケーキ屋さんのパンプキンパイ?!」
「ちなみに、悪戯ってなにするの?」
「え?…うーんと、お帰りのチューとか?あ!!ちょっとなんでパイ隠しちゃうの?!」
「持ってない」
「え?」
「お菓子ないから悪戯して」

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悪戯の内容聞いて、咄嗟にパイ隠しちゃう6、欲望に忠実で大好きです🤭💕💕

7ちゃんが食べたいなぁって漏らしていたから意気揚々と買いに行った6さんでしたが、あのタイミングでは出さない方が良かったと大変後悔したと思います。結局お礼のキスで妥協することに、なったと思います。

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