藤子・F・不二雄SF短編ドラマ シーズン2 感想(ネタバレあり⚡️)「いけにえ」
「いけにえ」
空のごく一部を長きにわたって占拠する宇宙船(!)が人々の注目を集めることはもはやなくなった。
恋人のいる浪人生、池仁平(いけにへい)は、ある日突然、記者から宇宙人に「いけにえ」として選ばれたと告げられ、しまいには政府のエージェントにより監禁される。
すったもんだの末、宇宙人の気まぐれに翻弄され意外な結末を迎えた彼ら。
池仁平は予想外の棚ぼたを、エージェントたちはただ徒労感ばかりをゲットする。
人間には意図が読めない、かなり迷惑な宇宙人。
科学がまだ存在しなかった大昔の人たちにとっては、原因のわからない自然災害(を引き起こす神様)がこの物語の宇宙人みたいなものとして捉えられていたのかな。