虚空の仮面、いろいろ胸に去来するものはあったし、後編、特にゲーム本編と被る場面とかでは感情移入すごくて、やっぱりカロル先生が関わるシーンとかで涙腺が緩んじゃったな…
しかし、感想…みたいなのが浮かんでこない。ダミュロン/シュヴァーン/レイヴンという人物の人生を追体験したようで、やっぱりどこか彼を掴みきれないまま物語が終わってしまった…とも思う。人魔戦争のショックが大きすぎる。
あれがワイとダミュロンを完全に隔てた出来事だし、そこから派生したシュヴァーンに気持ちがついていけなかったのも納得できる。レイヴンは…どうだろう。彼もダミュロンの派生なのは間違いないが、派生元が初期ダミュロンだからまだいろいろと素直に受け止められる感じがした。
ゲーム本編を思い出すと、テムザ山の砂漠でやたら張り切ってたのは彼がダミュロンだったからか…ってここで理解できて、めちゃめちゃ同情的な気持ちになったけど、レイヴンはこんなとこで同情されても何も嬉しくねーだろーなって。まあ結局、全てが元を辿ればダミュロンに行き着くことを考えれば、とても彼を色眼鏡無しで見るなんてできないってのが今の素直な気持ちで、そういう意味ではやっぱりワイはレイヴンのことも何もわからんかったな…っておもた
虚空の仮面、下巻も読み切りました
カフェオレ大好きです