この2週間ほどのあいだに数回、ガザにいるハニーンさんの支援についてのお願いをしました。その後のご報告がまったくできておらず、申し訳ありません。
当方、もともとSNSが苦手で、複数のSNSの運用はクロスポストですらうまくできないらしいことが、だんだんわかってきました。
X( ) ではなるべく毎日発信するようにしているので、引き続きお心寄せくださる方はそちらも合わせてご確認いただけますと幸いです。(Xにいらっしゃらない方には、ごめんなさい、と言うことしかできず…ごめんなさい…)

こちらでのご報告が滞ったのには、もうひとつ理由(言い訳でしかないのですが…)があります。短期間のうちに目まぐるしく変わる状況についてゆくのが精一杯だった、というものです。
次の投稿に、ハニーンさんの近況を簡単に記します。大変心苦しいのですが、こちらをもってご報告とさせてください。

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【ハニーンさんの近況報告】

15日:胆石の緊急手術が必要になる。手術費を集めることを目的とした支援を募り、多くの方からご協力いただく。

16日:集まった寄付金を用いて手術を受けることができたが、術後の内出血のため3日間の追加入院が必要になる。再度支援を募る。
同日、占領軍による退避勧告(という名の爆撃予告)が出される。ハニーンさんのご実家(ハンマード家)のみなさんのいるエリアが対象区域にふくまれ、行くあてもないまま移動を強いられる。

17日:ハニーンさんが入院していた病院のあるエリアにも退避勧告が出され、入院の継続が不可能になる。まだ処置が必要であるため、看護師(有償)をともないテントにもどる。(後ほど「出費を抑えるために、看護師の方には数日でお帰りいただきました」と伺う)

19日:久々にご本人とやりとりをする。(ここまでは、ハニーンさんに付き添われている妹のSajaさんが仲介してくださっていた)Xで「みなさんのサポートのおかげで、体調が回復しつつあります。心より感謝申し上げます」という旨の投稿をされていた。

続く→

→続き

21日:体調が悪化し、吐血などの症状が出る。早急に診察を受ける必要が生じ、支援を募る。

22日:集まった寄付金で診察を受ける。診断結果は「潰瘍と胃の感染症」。念のため、31日(土)にMRIの予約を入れる。

23日〜25日:体調の改善が見られないまま時間が流れる。咳、腹痛、吐血の症状が続く。「腹痛で眠れない」「吐血は増えている」とのこと。

26日:またしても占領軍による退避勧告。通院中の病院が対象区域にふくまれ、閉鎖される。もしも空爆を受けて破壊されれば治療の継続が不可能になる。

*ハニーンさんが通院していたアル・アクサ病院は、ガザ地区に残る「最後の大きな病院」です。退避勧告を受け、現在大勢の怪我人や病人、そして医師たちが、行くあてもないまま退避を強いられています。「私はここを離れるつもりはない」という医療従事者の投稿も複数見ました。

関連情報として、トルコの公共メディアによる報道を貼っておきます。(リンク先、Xです。申し訳ありません)
x.com/trtworld/status/18281491

以上です。

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