【お知らせ】
SFレーベルKaguya booksより、短編集『我らは群れ』が電子書籍で刊行されました。
こちらではご報告ができていなかったのですが、昨年の秋に第3回かぐやSFコンテストで審査員特別賞を受賞しておりました。
『我らは群れ』はその副賞として刊行された短編集です。受賞作「叫び」と、「叫び」を気に入ってくださった方に楽しんでいただけるものをという基準で選んだ2作品が収録されています。
収録作品:
・馬の話「叫び」🐎
・蚕の話「飼育」🦋
・百舌鳥のはやにえの話「定点観測」🦗
いずれも人間以外の生き物(と人間)をめぐる小説です。井上彼方さんと堀川夢さんの連名による、愛ある解説と一緒にお楽しみください。
商品ページです。
https://books.kaguya-sf.com/books/far-together
発売日の記事です。
https://virtualgorillaplus.com/nobel/far-together/
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『我らは群れ』は現在、以下の書店のオンラインショップで販売中です。
・犬と街灯
https://inumachi.stores.jp/items/65f0662c632ad61590865179
・toi books
https://toibooks.thebase.in/items/84180774
・Amazon(Kindle)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CTHRBXFP?tag=virtualgori09-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
また、新しくお取り扱いいただける書店を募集しております。詳細はこちらをご覧ください。
https://virtualgorillaplus.com/pressrelease/kaguya-books-direct-transactions/
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取り扱い書店のご紹介
🐕犬と街灯:
大阪の豊中にある、リトルプレス専門店・ギャラリーです。
店主の谷脇クリタさんは、犬と街灯を「みんなのための場所」と定義づけていらっしゃるとのこと。これを実践するのは易しいことではないように思われるのですが、自然体でのびのびゆるゆる「みんなのための場所」を作られています。(様々な大変さがあるのだろうと思いつつ、傍目にはそう見えています)
その一例が、犬と街灯発のアンソロジー。選考がない、つまり応募すれば必ず参加できて、しかも中身も装丁もとびきり素敵な本たちは、私が公募に落ちつづけるうちに内面化していた「書いたものを堂々と発表できるのは、”選ばれた者”だけだ(私にはその資格がない)」という歪な考えを溶かしてくれました。
また、私が人間以外の話を書くようになったのは、谷脇さんが北野勇作さん、蜂本みささんと三人で続けられている「犬と街灯とラジオ」というツイキャスの番組のおかげでもあります。(詳しくは糸川のZINE『はやにえ日記』を読んでね)
アーカイブが残っているので過去の放送ほとんど聴けるよ。
https://twitcasting.tv/inutogaito/archive/
この犬と街灯で『我らは群れ』を扱ってもらえることが、本当に嬉しいです。
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最後にKindle(Amazon)について:
改めて文章にする気力がないので、Xのリンクを貼っておきます。Amazonの提供するクラウドサービスが、パレスチナでの民族浄化と虐殺に使われている、という話です。
https://twitter.com/Itokawa_Noe/status/1768468877695123796
↑にも書いた通り、私はAmazonの利用を控えよう、と呼びかけているわけではありません。Amazonの提供する技術が虐殺に使われていることを話題にしたり署名に賛同したりする人がふえれば、そのつみかさねで空気が変われば、変えられることもあるのではないか、と思っています。
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