今パレスチナで起きていることを捉えるための知識を求めている方、私がそうだったようにパレスチナ問題と自分自身がどう関わっているのかがよくわからない方、岡真理著『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)を読んでください。msz.co.jp/book/detail/08747/

先日の講演で、岡さんは「今起きていることを歴史的文脈から切り離して『ハマスによるテロ攻撃とイスラエルの報復』として語ることは、ジェノサイドへの加担だ」という旨の発言をされました。それについて詳しく書かれた箇所を引用します。(引用箇所では「パレスチナ人による『テロ』」全般に言及していますが、ハマスにも通じる話です)

同じ講演のなかで出た「人道支援だけでは足りない。真に求められているのは政治による根本からの解決である」という旨の話についても、詳しく書かれています。

最後に、特に重く、直視し難かった箇所を引用します。本の紹介はここまでです。

イスラエルに対するハマスの攻撃は無論許されるものではありません。ですが、パレスチナの人たちが何十年ものあいだ占領・破壊・虐殺という暴力に晒されつづけてきた事実を無視しては、問題の解決はあり得ない。まずは一刻も早い停戦を。しかる後に封鎖の解除を。パレスチナの解放を願います。

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ツリーで言及したセミナー(岡真理さんが登壇されたもの)は、こちらで聴けます。

youtube.com/watch?v=-baPSQIgcG

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パレスチナとイスラエルの間で起きていることについて知るために読む本は、新土さんがTwitterで共有してくださったリストから選んでいます。
x.com/fnmr_s_/status/171557041
(ツリーの頭で「パレスチナ問題」という言葉を用いましたが、これも考えてみれば妙な呼称だ、と感じるようになりました)

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