今朝の朗読すごい〜の補足📖
わたし、小中学校での国語の音読がほんとにほんとにイヤでした。
教育の理念はさておき現実では、子どもだからみんな漢字間違えたり棒読みだったり、逆にスラスラ情感込めて音読したりすると今度は男子にからかわれたりするじゃないですか。好きな作品ほど音読によってその世界が壊されていくようで、なんで公開リンチみたいなことするんだろう、素敵なおはなしがかわいそう、って思ってました。
肝心の「星の王子さま」を3人で交代しながら朗読した感想も。
朗読会って物語の解釈を通しての心と心のキャッチボールみたいな面があると思いました。初読のお友だちの読み上げるバラの台詞が、わたしの中にあるバラのイメージにぴったりだったのです。友だちと同じ作品を読んで大好きなシーンで同じイメージを抱いてる事がとても嬉しかったです。実にしょうもない大人たちの星に続けて立ち寄った頃、みんな揃って「バラに会いたいよ…!離れて初めてバラの良さがわかるよ…」と嘆いていたのもピッタリ王子さまの心の変化とかぶっておかしかったです😊
また、2種類の翻訳本を用意していたので、ここは倉橋さんの言い回しがいいね、この台詞は内藤さんのほうが詩的で格調高くて素敵だね、といった読み比べも楽しかったです。