ねぇーーーーーー!!!
小田は球団史に残るような選手ではなかったかもしれんし、セレモニーをしてもらえるような選手ではなかったかもしれないけどさ
同じタイミングで引退するセレモニーしてもらえる側の選手のセレモニーTシャツ着て花束も持ってない小田の横で、ずっと小田のタオル掲げて歩いてくれる同期で友達で相棒の西野がいるのがなんか素晴らしくて泣けたな
色んな選手がいて、色んな幕の締め方があるけど、小田の小さいけどあったかすぎる終演は一つの最高の形のように思えた
誰もが盛大に送り出されるわけではない、誰もが自由に自分の意志でユニフォームを脱くタイミングを選べるわけではない
小田はきっと脱ぐ時期を選べたというほどではないんだと思うのよね
でも突きつけられるのではなく少なくとも選択肢があって、綺麗に終わることを望めた。球団が盛大に彩ってはくれなくても、一人で走り回って彩ってくれる相棒がいて、彩るチャンスを相棒に与えてくれる首脳陣がいて、地に足ついた、多くの野球人にとっての最大限の愛情深い引退試合だった気がしてほんまにまだ全然泣けてくる。
球界の主役じゃなかったかもしれないけど、誰かにとってのかけがえのない選手だったんだなーって