ピンクウォッシングについて引用
「ピンクウォッシングの戦略とは、ブランド・イスラエルというキャンペーンがイスラエル国外のクィアからのサポートを得ようとおこなっているものです。これは [イスラエル国家の] シオニストのプロジェクトを、クィアの人たちに対してより魅力的に見せるようにする試みでしかありません。
これは、ある種の見慣れた、そして有害な植民地主義のファンタジーの再度の焼き直しです。被植民者自身では手に入れることができない何か重要で必要なものを、植民者が与えることができるというファンタジーです。
ピンクウォッシングというのは、私たちの声を、歴史を、エージェンシー (行為主体性) を奪い去り、イスラエルが私たちにとって何が最善かを知っているのだと、世界に向かって言いふらすのです。[これに対し] 私たちは、ピンクウォッシングをターゲットとすることによって、私たちのエージェンシー (行為主体性) を、歴史を、声を、身体を、[当然私たちのものとして] 取り戻そうとしているのです。そして世界に向かって私たちがほしいものが何で、世界がどうやって私たちを支援すべきかを、伝えているのです。」