1. 性的客体化、性的嫌がらせ、性暴力は「性的な惹かれ」によるものなのか?
2. 属性と加害行為を結びつけるのは差別ではないのか?
3. 「表明/表出それ自体が他者への加害となる欲望」はいくらでもあるのに、特定の欲望だけを「治療」が必要な病的なものであると憚らずに言えてしまうのはなぜか? どうしてそこまで恣意的に、マイノリティだけに矛先を向けるのか?
4. 性暴力の問題を特定の属性の問題にすり替え、本当の原因を追求することなくイメージで語ることが、被害をなくすことに繋がるのか? 加害の背景にある社会構造を温存するだけではないか?
5. 加害の動機を特定の属性になすりつけ、我々とは違う「異常」なひとたちが悪いのだと決めつけて、集団から切り離したところで、問題は解決するのか?
「性的客体化、性的嫌がらせ、性暴力は「性的な惹かれ」によるものである」という言説がここまで広く支持されているとは思っていなかった