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Joy Ride全米で広く公開されるのは今週末からなので観れる方はぜひ!

アジアからの養子として白人社会で育ち、アイデンティティの狭間で周縁化される体験や、「生物学的親」を探しにいく過程でドタバタしながらも様々な出会いがあり、爆笑モノなのに、ところどころにウッカリ🥺感動スポットが隠されてるので気が抜けない。ノンバイナリっぽいキャラも。

日本の存在感ないなーというのはクレイジーリッチの舞台がシンガポールで、今回は北京とソウル、そして日本人の登場するのは、日本への反感ジョークという場面でのオチだし、もはや別に東京とか原宿とか出しても別にクールではないんだろうなというのはひしひしと伝わった。

BEEFでは日系キャラは出てくるけど、おそらくアリーウォンの実体験から来るであろう、夫と義母、そしてJoy Rideで主演のナオミなどは皆感情移入が難しい、「何かズレてる奴ら」として描かれている。富裕層への揶揄というのと混じっているとは思うけど、韓国系移民の描写から見られる貧困にあえぎ、人格的欠陥やトラウマを抱えながらも必死に生きるみたいな寄り添う描写が日系には向けられてない気がする。

もちろん、フミの苦境や才能のないアーティストであるジョージの辛さなども見てとれるけど何かどこかが「オフ」というかズレてるんだよね。

ここら辺は文字で書くの、すごく難しい感覚なのだが、「アジア系移民」の中にも多様性があって、すごく単純化するから、古くからの日系アメリカ人は特に同化への意識が強く、最近の新移民も、日本に帰る人や非日本人として「同化」していく率が高く、昔とは違うモチベーションだとは思うが、どちらにしろ「日系コミュニティ」よりアメリカの中に溶け込んでいきたいと考える人が多い気がする。

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