映画FARGO感想
映画『Fargo』観た。テレビドラマにもなってるけど映画版。1996年の、コーエン兄弟の監督と制作を務めている。妻に対するやらせの誘拐を計画し、身代金を使って投資をしたいと考えてるバカ男と無能すぎる犯罪者たちの引き起こす不必要すぎる死体の山とブラックユーモア。しかし2023年の今見ると、女性警官マージの夫ノームのキャラ(ポチャっとして禿げており妻を支える)と肩書きやお金を追い求めながらも武器を振り回し周りの人間を傷つけ自分も死んでいく男たちを対比することで、「有害な男らしさ」を風刺している気もする。マージは妊娠中なんだけど、一人でバンバン出張して、一人で取り調べもするしか逮捕もするってところも面白かった。同僚の男性警官何もやらなさすぎるの絶対ワザとの演出。
ストーリーもだけど古い映画にこういうメッセージこもってるの面白かった。