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朝のお茶の湯気が、のぼっていくのを見て、なんだかモウモウとお香を立て続けに焚く。
煙がのぼっていくのを目の端で感じながら、洗い物を片付ける。

今日が何日だかもうっかりして、黙祷なんかもすっかり忘れて、ただフラフラしながらも、まっすぐ上っていく煙と、一個づつ清浄になっていく、茶碗、箸、鍋、その他諸々。

うっかり蜂がいるのを忘れて、背中を刺されて羽音で気づく、手にも回ってきて人差し指を刺す。ごめんごめんと思って、でもちょっと慌てて、対処法を調べる、背中の毒は絞り出すことにして、鏡を見たら、陸上にいるには不似合いな、色合いの生き物。海の砂の中に潜っているのがぴったりな色合い。

蜂の巣はやっぱりあそこにあっちゃいけないかと思い、ホームセンターを覗く。排除していいと思うものに対してはどこまでになれる人間という生き物。

戦争を良しとすることと、優生思想と家父長制はどこまでも繋がっている。

訳知り顔で、方法論を説くぐらいなら、訳がわからないとはっきり言い続けたい。

なぜただ暮らすのに、命を取られなければならないのか、なぜ命をいたずらに奪わなければならないのか。
訳など立たない。

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