ネタバレ感想②
まあそういう映画の設定はさておき、ソールは体内を開いて臓物を取り出すというパフォーマンスを生業にしているため兎に角体に色々突っ込まれる。切り開いて見せるだけに留まらず、内視鏡をズボズボされたり、謎のアームでモツをぐりぐりされたり、腹にジッパーをつけられて中身をしゃぶられたりする。いやいやまさにど変態の所業。その上、パフォーマンスは過激なだけに人々を熱烈に魅了し、それはパフォーマーたるソールへと向くわけ。あとは何が起こるかお分かりですね?
ソールは常に全身を黒い衣服で覆っていて外出時は目元くらいしか見えない。息苦しそうにゲホゲホしてて喋り方は静かだし控えめな印象。にもかかわらず、寧ろだからこそ?めちゃくちゃにエロい。実際手術はセックスとかいうパワーワードも随所で炸裂するので、ソールはほぼセックスシンボルに近く、やたらと迫られ詰め寄られてじりじり後退する感じは堪らんものがあります。意外にも〝古風な〟セックスシーンがない辺りこだわり抜いた変態性癖に浸れる。