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クライムズオブザフューチャーネタバレ感想① 

ヴィゴがもうずっとはちゃめちゃにエロい。これに尽きる。
この世界の人間は痛覚を失っており、詰まるところある種の娯楽として解剖が行われたり、ショーとしてアングラな行為が横行し、それに人々は惹きつけられてやまないらしい。
ソール(ヴィゴ)はそのショーのパフォーマーでありスターでもある。ソールは殆どの人間が失った痛みを感じられる一部の人間であると同時に、体内に新たな臓器を生み出してはそれを切除するというパフォーマンスを行っている。その施術を行うパートナーがレア。
という設定をまず深く脳に染み込ませなければまぁまぁ置いていかれるし、設定がぶっ飛んでるせいか、想定されてないところで面白くなってしまう。
そしてこの〝未来の犯罪〟というのが何を指すかというと、未知の進化を遂げようとする人間、及びそれらが齎す恐怖そのものを指してる気がする。違うかもしれないが。
実際にソール達が生きる世界は、進化と抵抗の過渡期にある。それを人間が望もうが望むまいが、現実に変化は進行している。多分これらを再び脳に染み込ませ、怪訝な顔をするのではなくただ受け入れるだけでずっと楽しくなると感じた。

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