下の子の風邪で家にこもり続けている。昨日、粘土あそびをすることになって容器をあけたら、乾いて硬くなっていた。
子どもが嘆いているので、大丈夫だよ、と水のスプレーを加えながら練った。こねてこねて、無心になった。楽しかった。
こういう時間、自分が感覚そのものになる時間は大事だな、と思った。ふだん脳みそだけでパソコンに向かって言葉の作業をしてたり、人間関係や社会のことで悶々としていたりするので、感覚から伝わるものの世界と自分の肉体が統合される経験は、自分の偏った暮らしのバランスを取るものになった。

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『昨日何食べた』でも、主人公が料理はリセットになる的なこと言ってたなぁ、そういえば。以前はたしかに自分もやたらと野菜を刻みながら感覚と物体の世界に自我を消せていたが、子供に食事を作るというタスクが挟まって、いまは料理も億劫なものになってしまっている。

もちろん、子どもが食べることで、前は作らなかったものを作ったり、意外な感想を教えてもらったり、うれしいこともあるんだけれど。

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