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景麒と舒覚さん(字・恩幸)の関係について再度考えたくて、手掛かりになればと十二国記のドラマCD「夢三章」を再聴した。かなり古い。
ここに『姉妹王』という、舒栄(花麗)も含めた予王登極にまつわる一幕が収録されている。

普段、原作本文以外は参照しない方針でいろいろ受け止めてはいるのだけれど、小野不由美氏も当時、監修という形で内容には目を通されていたと思うので、そのあたりには信頼を置きつつ……。

なんというか、舒覚さんが妹との対比で「趣味は多くなく、化粧の香りが強い部屋や、派手な服装に関しては別に好みではない」ことを諸々の描写から示され、そういう部分で確かな「陽子との類似点」をお出しされるのは結構くるものがあるなと感じた。

もちろん趣味嗜好は人それぞれで、そこに善し悪しなど一切関係ないのだが、王の資質として考えた時に「奢侈に溺れる傾向がない」というのは一つの強みというか美徳であったと思う。
当時、そういったところにも天命の下った要因があったのではないかと思わずにはいられない。舒覚さんにも陽子にも共通している、真面目な性格、みたいなもの。

"玉座に就いた当初、実直に責務を果たそうとした予王は、……"
(新潮文庫「風の万里 黎明の空(上)十二国記 (2020)」小野不由美 p.180)

彼女らの実直さ。

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