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御本を読む際、文章から得た情景をイメージしながら読むようにしていて。つい先日カフカの「変身」を再読した折も各場面場面を脳内再生しながら読んでいて、幾ら人間サイズの毒虫とはいえ、家族もここまで怯えることはなかろうにと思ってたんだけど、何の気なしに画像検索かけて出てきた挿絵を見て「これは失禁気絶ものなんよ」と秒速手のひら返しした

信頼できる筋に佐藤亜紀の「戦争の法」も読んでくれってお勧めされたから、積読増えちゃうけどポチッちゃおうかな。また垢抜けない男が出てくるらしい

カフカの「変身」も心が健康な時に読むと滅茶苦茶刺さる大好きな御本なんだけれど、調子悪い時に読むとひたすら心が沈むから、だいぶマシになったタイミングでまた読めて良かった

ザムザ家、グレーゴリを諦めて依存を断ち切ることで、ようやく自分自身でしっかり歩み始めようとするし、自分達を取り巻く状況の捉え方がずっと良いものに変わっていくのよね。
でも、家族をこれまで一人にして養ってきたグレーゴリというと突如毒虫と化し、最後はけだものと吐き捨てられ、諦められて終わりを悟るもので。身の程に合った生活を見つけて、彼がいなくなった方が良かったまであるような最後を迎えて、じゃあ彼は一体何だったのかと。仄かな明るみと仄暗い虚無を織り交ぜてるのが大好きなんだな。

私は文学作品を読解するにあたり、豊かで優れた脳みそを有している訳ではないから、的確且つ崇高な感想を吐けやしないのだけれども、「変身」のグレーゴリはその身を毒虫に変える前から、ザムザ家の毒虫であることには変わりなかったんだろうとずっと前から思ってる。ザムザ家の人々はおろか、グレーゴリ自身も気づいてないし、当人はまったくの善意で毒虫だったんじゃないかなって

四畳半神話大系にカフカの変身についてほんの少しだけ言及している所があって、それを契機に今日は大学一年の時ぶりにあの作品を読んだのだけれど、穏やかで柔らかな日の出を彷彿とさせる結末の奥に、どうしようもない虚無感が包められているようなあの感覚はやっぱり得難いものだな

先輩と星野源をリンクさせた人間に国から50億給付してくれ

夜は短しの先輩は''''''狂う''''''んよ。おしまい

四畳半の先輩もめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ好きなんだけれど、夜は短しの先輩に対する好きとベクトルが違う

散々四畳半神話大系に浸った後に、例の如く夜は短し歩けよ乙女の90予告を摂取しておしまいになっちゃってるもので凄いなあ先輩は!!!!!性質的には四畳半の先輩と大体同じだけれど確実にある差分が完全に私にぶっ刺さってるんだもんな〜〜〜!!!!!ギェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんなに愛おしい作品に出会えるなんて……やっぱり信ずるべきは性質嗜好を同じくする存在なんだよ……勧めてくれて感謝だ……

うーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

何方の先輩も愛おしく、味わい深いな。ずっと反芻してしまう

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