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見終わったぜ…、バーンブレイバーン❗️🔥 

8話から一気見して完走しました!
結論から言うと、『万人にオススメは出来ないがアニメ史に残る作品』だと思います。
好き嫌いは別れるし、アニメを見慣れていない人には《有害》と判定されかねない要素は多々ありますが、
個人的な評価を出せば🌟5/5、アニオタなら一回は履修しておけ、というくらい《好き》な部類の挑戦が詰まったアニメでした。

リアタイで追いかけるのを一旦諦めたのは、このアニメをリアルロボットアニメとして観るなら、背景描写が少なすぎるし、戦争を取り扱うにしては異様にノリが軽い…リアルロボットアニメのフリをした、これは違うアニメかもしれない?と感じ始めた疑問が、
毎週視聴では払拭されずに頭の隅に残り続け、純粋にアニメとして楽しむのが難しいと感じたからです。

思った通り、作品の中でキャラクターは間違いなく命懸けで未知の脅威達と戦争をしているものの、
要所要所で挟まれる、アニメ好きだからこそ気づく『なんだこれは…何を見せられているんだ…???』というボケとツッコミ、間の取り方が《頭空っぽにして、笑って楽しめ》という製作陣の気概を強く押し出していました。

見終わったぜ…、バーンブレイバーン❗️🔥 

9話で一旦綺麗に終わるかに見えます。
そこから10話、11話と進み、最終話は元気玉で力を合わせて敵を撃破し、カラオケで終わります。
もうこれだけでリアルロボットアニメではないんですよね…。

このアニメの面白いところは、誰一人としてヒーローにならないし、主役だからといってバフが全くかからないところです。

脇役がいい意味で無個性に描かれているものの、キャラクターとして無碍に扱われているか?というとそうではない。
なんならイサミが1番割を食ってるし、最終話であんなにカッコ悪くてもやっぱりヒーローなんです。

リアルロボットアニメのロボットに乗る人は特別で、主人公として背負う業と責任がある。だからカッコいいし、弱みがあっても乗り越える姿に感動して、勇者の歴史を眺められる。
そういう要素は一切ありませんでした。

見終わったぜ…、バーンブレイバーン❗️🔥 

技術革新が進み、どんどん様変わりして、世界情勢がどうなって行くのかわからない不安。
そんな現実に真面目に向き合う必要はない。みんなで勇気を出して、立ち向かっていけば必ず道は開かれる。
そんなメッセージが込められたアニメなんだろうな、と思います。
具体的な解決策はないんですが。生きる意気込みとしてはベストです。

それにしてもスミスがなんで帰って来たのかとか、訳がわからないところはいっぱいなんですけどね。
すまない産卵中に…。
唯一悲しいのは、おじ様が帰ってきてはくれなかったところです。

総括して感想を一言でまとめるなら、「ええもん見せてもろたわ…」そんな気持ちです。

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