17日発売の漫画雑誌『モーニング』（講談社）に掲載された「社外取締役 島耕作」では、普天間基地の辺野古移設問題が取り上げられています。その中で、登場人物の島原ミエ子が「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」と発言しています。
沖縄の米軍基地に対する反対運動において、市民団体が運動の実施にかかる費用（いわば経費）を賄うために資金を提供していたという話はありますが、「アルバイトとして日当を支払われた」という描写に関しては、その事実を裏付ける具体的な出典を明示することを強く求めます。もし根拠が不明確である場合、当該描写が読者に与える影響を考慮し、講談社として適切な対応を取ることを強く要望いたします。
「社外取締役 島耕作」はフィクションである一方、作中で言及されている普天間基地の辺野古移設問題やそれに対する反対運動は現実に存在する社会問題です。このような描写が、当事者や一般の読者に誤解を与える可能性があるため、講談社としての真摯な対応が不可欠であり、誤った認識が広まることを防ぐための適切な措置が講じられることを期待します。