塚本邦雄が一首の短歌でどれだけのイメージが捨てられたかが大事みたいな話してたけど、文章を主として絵画でも漫画でも彫刻でも作品全般において、何が省略されているかというか、表現されているもの以外のものを如何に表現しないかという修辞法上でいう省略法(エリプシス)が、作品あるいは表現にとって本質的で、
そこに現れているものを交差的な経験として、無いものを読み込んでいく創造的な誤読みたいなものを、単に解釈の問題と言うよりは編集的な問題として省略のうちに相互作用を仕込んでいくのが大事みたいなことを一言で言いたい
っていうのをついさっき思ったけど、いやこれめちゃめちゃ当たり前の事を言ってるだけだなとも思い、でもそういう自明のことが異化されるのが頓悟の妙みたいなところあるよねって書いていくうちにどうでもよくなっていく事象が発生しました