どこが一番がつんと来たかと思うと、やっぱラストの言い争いのとこなんだよな。というか天使と悪魔が言い争っている…もといなんかでかい感情を制御できずにぎゃいぎゃい討論してる二人組が好きなんだなって再認識した

個人的にはキスシーンはあってもなくてもどっちでもよくて、そこよりあの言い争いの言葉選びひとつひとつにこう…感情で殴打された感じがあってもう…アッハイキスですかそうですか…みたいになっちゃったので…悪魔のやり場のない感情の発露的な事なのかな…くらいにしか今は解釈出来てないけど。
大手配信サービスの物語の主人公達のキスを描く時に、外見男性俳優同士の描き方としてクィアベンディングではないですよという意志表示の為だけに使われるのは嫌だなとは思うけど、ここまでの物語の流れであの行動の意味を考えさせられるだけの重い感情がきちんと描写されてたと思うので…
でも一方で、天使と悪魔という描き方である時点で彼らが性愛をその身に宿さないのではないか、という雰囲気を感じてそれを好んでみていた人もいるかもしれないんだよな、と思うと色々難しいな…