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ゾラージャ兄さんは 

掘り下げが足りなかったとも思うけど、それこそがラマチやコーナとの対比として「成長できなかった」キャラとして描かれていたと思ってる
試練の途中でラマチは王女として虚勢を張るのをやめ、コーナはサンクやウリエンジェの助言で自分の気持ちを伝えるようになった。でもゾラージャの周りには全肯定してくるサレージャのような者たちしかいなくて、父王もそれを懸念していた。ゾラージャ自身も心の内を一切語らなかった。
立場も実力も強かったせいで内面の空虚とコンプレックスを誰も知ることができず、30年経っても成長できないまま、あの末路に至ってしまったんじゃないかな…
討滅戦の演出はツクヨミを思わせるけど、ゾラージャ本人にしか見えてない幻覚なのがエグい 家族というものが呪いになってしまった哀しき人

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