ケンローチの家族を想うときを思い出した人はたくさんいたと思うんだけどもちろん私もそうなんだけど、火野さん演じるところの親子が描いてたのは「この仕事というものがそうなる前」の姿で、そこはSorry we missed youにはない(ある必要もないが)点で、どの荷物かちゃんと思い出せるお父さん、多分母親がマンションのドアをあけて話を聞いてくれたのはお父さんが後からようやくたどり着いたから(羊のおじちゃんの方なら知っているから)で、かつてはこの仕事はそういうものだったっていう。人間と人間だったんですよっていう。息子の方は洗濯機が「この国の仕事というやつがこうなる前」を描くもので、わ、わあーじょ、じょおずーーてなったんですよね…世代で少しだけ違う同じことを描くのが…