『バルカン超特急』(1938)
ヒッチコック作品を見るのは3本目。
カサンドラ系のサスペンスから一転駅馬車やゾンビ物のような籠城戦に。誰にも信じてもらえない怖さ(+頭部の打撲のせいで自分自身&観客自身も信じきれない)と署名の見せ方が上手い。が、そこからパワープレイで押し切ってくる......ただ偽尼のポイントスイッチのショットは美しい。
しかしロンドンに到着できる汽車が走っている地域はグレートブリテン島内では......?
作中にホームズが引用されていたけど、英国紳士2人組はクィアな読み方も可能かも。(女物など着ていられるか!というネタだとは思うけど)