前3っつは経緯による分類であり、哲学的ゾンビが浮いているように思えますが、上手いこと言った適切な用語です。概ねどのゾンビも「意識がない」という哲学的ゾンビと共通する気質を持ちますが、殆どのゾンビが死体であるのに対し、哲学的ゾンビは生体であるといった違いもあります。呪術的ゾンビはブードゥ教のものとされる呪いによって使役される死体(または生体)です。呪術的ゾンビの特徴は「使役」というワードと言え、ネクロマンサーやゴーレムなどと親和性を感じます。科学的ゾンビの一部は死体をつなぎ合わせた「フランケンシュタインの怪物」が大本のイメージとなり、「使役」とも繋がりを見せます。「(生体)電気」「ゾンビ・パウダー」も重要な用語でしょう。疫病的ゾンビは吸血鬼的ゾンビと強い繋がりがあります。現在において吸血鬼的ゾンビは疫病的ゾンビに包摂されていると言えます。「増殖」が強烈な特徴、今現在「ゾンビ」という言葉の主なイメージとなっています。生体から死体へ死体から動く死体へという恐怖は「人間が人間でない物になる」という恐怖に接続されています。このように多くのゾンビ作品は、「意識のなさ」という部分を「人間性の喪失」と捉えて恐怖するものであり、哲学的ゾンビと繋がるのです。#こんな感じ?
「使役」と「意識のなさ」の関連が書いてないから、変な文になっている