ホラーの賞をドカドカ獲っており、現代ホラーシーンでかなり存在感があるものの、邦訳は短編のみの作家。未訳長編の企画を練って持ち込んだりしてみたのだが、どうもダメそうなのでお焚き上げ。興味のある方がいらっしゃたら、お気軽に連絡ください。

スティーヴン・グレアム・ジョーンズ『わたしのハートはチェーンソー』 レジュメ - 機械仕掛けの鯨が hanfpen.hatenablog.com/entry/2

つばな先生は七女連載の頃からファンなので、たぶんもう10年以上追ってる漫画家さんなんですよ……。今回表紙を描いていただけて感激でございますよ。

Podcast「こんなん読みましたけど」9ヶ月ぶりの更新です。どうもお久しぶりです。
今回は10月末に出た鯨井の仕事(SFマガジンラテンアメリカSF特集、作品社noteでの連載)の裏側&告知回です。文フリの新刊の話もちらっと。

podcasters.spotify.com/pod/sho

作品社のnoteで連載がはじまります。言語実験的なSF作品の分析&紹介の記事です。初回はハーラン・エリスン。

【連載#1】サイエンス・フィクションのなかの言語実験たち(鯨井久志) 第1回 ハーラン・エリスン |作品社 note.com/sakuhinsha/n/nc293736

早川書房より献本拝受。
SFマガジン2024年12月号は〈ラテンアメリカSF特集〉です。10月25日(つまり、明日!)発売。

短編のあらすじとか、詳細はブログ記事に書きました。

SFマガジン2024年12月号は「ラテンアメリカSF特集 監修=鯨井久志」!! - 機械仕掛けの鯨が hanfpen.hatenablog.com/entry/2

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10月25日発売のSFマガジンは、鯨井が監修をつとめた〈ラテンアメリカSF特集〉号です。

 ラテンアメリカ文学研究者・翻訳家で早稲田大学教授の寺尾隆吉氏へのインタビュー、三島芳治「児玉まりあ文学集成 出張版」(!!)(なんとまるまる一篇分描き下ろしです)、SFファンに薦めたいラテンアメリカ文学ブックガイド(28作品)、井上知さんによる最新スペイン語圏SF紹介コラムなど盛りだくさん。

 それに加えて、シオドラ・ゴスのボルヘスオマージュ奇想短編や、短編“Soñarán en el jardín” でティプトリー賞(現アザーワイズ賞)を、英訳短編集 "They Will Dream in the Garden"(2023) でシャーリイ・ジャクスン賞を獲得したメキシコ人作家 ガブリエラ・ダミアン・ミラベーテの初邦訳となる短編も掲載!

 特集外ですが、劉慈欣の短編(大森望訳)や、今月末に初邦訳長編『無限病院』(山田和子訳、早川書房)が刊行される中国SF四天王の一角・韓松の短編(鯨井久志訳)(!)も載ります。

 SFファンの方もラテンアメリカ文学ファンの方も楽しんでいただける号になりました! ぜひお買い求めください。

amazon.co.jp/SFマガジン-2024年-12-月

書きました。

奇想の在処――〈奇想〉とは何か? 試論 - 機械仕掛けの鯨が hanfpen.hatenablog.com/entry/2

「第2回カモガワ奇想短編グランプリ」
厳正なる審査の結果、大賞1作品、優秀賞2作品を以下の通り選出いたしました。

大賞 レターパックで現金送れ/は詐欺です「くるぶし考」
優秀賞 春眠蛙「潰しに関する覚え書き」
優秀賞 藤井佯「幽玄の惑星」

note.com/kamogawagbooks/n/n449

書きましたん。好きな奇想短篇の話。

狂気の沙汰か、SFか!? 海外奇想短編10選 - 機械仕掛けの鯨が hanfpen.hatenablog.com/entry/2

The Sengkang Sci-Fi Quarterlyというシンガポール発のスペキュレイティブ・フィクションのマガジンが創刊されたらしい。

sengkangsfq.cargo.site/

ここ1年くらいの宿題をやっとやりました。国会図書館と明治大学現代マンガ図書館に感謝。

はてなブログに投稿しました
つばな単行本未収録作全レビュー - 機械仕掛けの鯨が hanfpen.hatenablog.com/entry/2

「第2回カモガワ奇想短編グランプリ」
【投稿規定】
 字数:1000〜8000字
 募集期間:8月1日(木)〜9月1日(日)
 審査基準:奇想あふれる優れた短編小説
皆さまの投稿をお待ちしております。

note.com/kamogawagbooks/n/n6db

灰都とおりさん、去年のカモガワ奇想の「生態系に悪い影響を与えることがあります」も面白かったな。

kakuyomu.jp/works/168173306643

ゆるぼ
過去の名訳と原文を読み比べて翻訳の勉強をする会「名訳勉強会」を始めます。
第1回はアンジェラ・カーター「むらさき姫の情事」をテキストにして、7月18日(木)21時〜Zoomで開催予定。
ご興味のある方は以下のDiscordサーバに参加いただくと幸いです!

discord.com/invite/RuU94wkR

アルフレッド・ベスター『分解された男』の原文・沼沢洽治訳・伊藤典夫訳の読み比べ。
原文は「コップの中の目」をタイポグラフィでやっていて、伊藤訳は日本語でそのまま再現しようとしている。一方、沼沢訳は「箱入り娘=箱の中にメ」と大胆に改変している。

原文はeye in a stein = Einstein、要するにアインシュタインという洒落をかましているんだけど、これを伊藤典夫訳では保存しようとしている。ただ、沼沢訳の大胆さも魅力。

「むらさき姫の情事」は浅倉訳の日本語がめっちゃすごいのもあるし、榎本義子訳・柴田元幸訳と3種類翻訳があるので、それぞれ原文と読み比べてみるのも勉強になりそうだなーという理由です。

どういう形式がいいのかはまだ考え中。レンタルスペース借りて対面+来れない人はzoom繋ぐ、とかかなあ……。

バベルうおの人たちとぼくで「名訳勉強会」を立ち上げようと思っているんですが、翻訳等に興味があって参加希望の方がいらっしゃればご連絡ください。
第1回はアンジェラ・カーター「むらさき姫の情事」(浅倉久志訳)を取り上げる予定です。たぶん7月中くらい開催予定。

告知記事を書いた

はてなブログに投稿しました
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』に短編が収録されます - 機械仕掛けの鯨が
hanfpen.hatenablog.com/entry/2

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