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パット・キャディガン「通りすがりの親切」(日本版オムニ1986年8月号/日向美鶴子訳)読んだ。
自動車が故障してしまった主人公は、異星人の車の運転手に招かれ、車中に入る。だがその異星人は人類と見た目も性質も全く異なっていた……。

人間の困惑する声に性的ともいえる興奮を覚えるため、主人公は監禁され悪辣な扱いを受けるのだが、ある一言がきっかけで、異星人は怯えてコミュニケーションは失敗に終わってしまう。何だか狐に摘まれたような話だが、まあファーストコンタクトものと言っていいだろう。

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