実家で昔の物を整理していたら小学生の頃書いたと思われる書きかけの小説が出てきた。タイトルは「ティラがおおきくなったら」
おおむかしのはくあきのじだいのはなしです。ある1ぴきのめすのティラノサウルスがたまごをうみました。
ある日たまごがぴきぴきと音をたててわれました。それはとっても元気な男の子でした。お母さんは、「まあ、とても元気なこどもだわ。そうだ、名まえはティラにしましょう。」とよろこんでいました。そして肉をやるとたべるわ、たべるわ。すぐに肉がなくなりました。ほかの子はあとからうまれましたがみんな女の子でした。だからほかの子が木かげでしゃべっていたらとつぜんティラがたちあがって「たいくつだ。」といいながらいってしまいました。そして小さなきょうりゅうをあそびはん分でおいかけました。よるの間はみんなでゲームをしますがやっぱりティラが「つかれたからこんやはこれくらいにしてねるよ。」といっていってしまいました。この国では学校もありました。ティラもそこへいくことになりました。ティラをあわせて5人でした。だから下のきょうだいに(といってもしたしかいませんが)「仲間はずれ1ぴきそれはティラ兄ちゃん。」といわれることがありました。
「ティラがおおきくなったら」続き
その学校は「ティラノサウルスせんもん学校」といいました。みんなは「学校のなまえめんどくさいからティラせんにしよう。」といっていました。ティラはきいていないので「なにをはなしてたの?」ときくとなまいきに「お兄ちゃんにはかんけいない。」といいました。それからはあまりはなさないようになりました。友だのまえでしかしゃべりません。
そこで、お母さんティラノは「ティラたびにいったらどう?きっといやなおもいでなんかどこかにいっちゃうとおもうわ。えさのとり方はお母がおしえるから。」するとティラは「でも学校のべんきょうはどうするの?」ときくとお母さんは5しゅるいのぶあついドリルをだして「これでやりなさい。」といいました。それはまいにち1ページずつやるというものです。まいにちやると1年でおわるというものでした。