私は、bioのpronounでもsheかtheyを希望してる趣旨を書いてるとおりノンバイナリーを自認してます。公的な書類上や職場では女性として過ごしており、家族も私を娘として接してくれています。
とは言っても一部友人にはこのことを打ち明けたり、なんとなく勘づいてる友人、成人式で振袖を嫌がったり結婚願望がない私を両親は一切小言も言わずに(内心どう思ってるかわかりませんが)受け入れてくれてます。
でもそんな私でも相手をミスジェンダリングしたり、差別に加担したことがあります。自分の中に偏見があったのだと情けなく思うことがあります。
当事者だから差別をしない、なんてことはないです。コロッと加害に転向することも有り得ます。こういったことを「やらかしちゃったけど私は悪くないよね」と開き直ると、相手を傷つけるどころか最悪人の生死に関わることに発展するからです。
「女性だって苦労しているのに」という意見はおおいに同意しますが、近頃はそういった言説を盾にトランスジェンダーの女性に制限や我慢を強いる主張(なかには偏見に基づいてること)があまりにも多く、もうこの手の話題には乗っからないでほしいと願うばかりです。耳を傾けるべき人を、今一度考え直してほしい。