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“懸念点として「合成の誤謬（ごびゅう）」という言葉を挙げた。一人一人が正しいとされる行動を取った結果、全体としてみると悪い結果をもたらす、という経済用語だ。「AIが『これがいい手』と言ったら一斉にその手が指される。”
将棋みたいな偶然性を拝した論理のゲームの場合、正解は決まっているので、AIが出した回答が「正解」。だから人間がAIに敵わなくなったわけで。これを「合成の誤謬」と呼ぶのとはちょっと違う気がする。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355419
今のAIと人間の対局は「バイクと人間の短距離走」みたいなものになってる...、とはいえ、「バイクのほうが速いから陸上競技はつまらん」ということにはなっていないわけで、今後の棋士は「脳みそのアスリート」ってことなんでしょうな。