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鈴森琴『騎士団長アルスルと翼の王』を読みました。前作に引き続き面白い!
信念があるいきものがうらやましい。この作品に出てくる登場人物(どうぶつ含む)は、ちゃんと自分の大切なものを大切にして生きている。そしてチャーミングだ。
それから、前作でよくわからなかった人外王の行動原理がわかった気がした。というか、わからないことがわかった。彼らには彼らの道理があって、それは都会で生きる1ハム…いやひとりの人間が共感できるものではないんだ。だから人間と人外王とでぶつかるんだけど。
アルスルが皇帝になるまであと数年な気がするけれど、残る人外王は4体。こんどはどんな冒険が待っているんだろう。次回作も楽しみです。

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