角田光代『対岸の彼女』を読み終える。なんだかねえ、読み進むうちに怖くなってきたのよ。葵とナナコの日々があまりにも儚くて壊れやすい輝きを感じさせるから。
すべての登場人物が"私の知っているひと"みたいだし"私"のように感じる。確かに柚木麻子や山内マリコの言う「ヒエラルキーなしの女の子の話」だった。これってなかなかに稀有だよね。
#マストドン読書部
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