昨日は紀伊國屋ホールで朗読劇『メモランダム』を観ました。
大好きなガーニーの『ラヴ・レターズ』のようなものかと想像していましたが、動きながら読む、読みながら芝居をしている形式でした。印象としてはすごくフランス的。抽象的で噛み合わなさが噛み合わないまま終焉を迎えるのです。なぜ?どうして?と考えたら詰まらないのかもしれません、ただ目の前で起こっている4日間の出来事に身を任せて観るのが楽しむコツかもしれません。
原作のカリエールは『ぼくの伯父さんの休暇』を読んだなあ、とごそごそ出してきました。リブロポートは良い本を出していましたよね。