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日比谷で月組公演を観劇。

お芝居、ショーとも久々に宝塚歌劇らしさを感じる作品で素敵でした。

お芝居の方は東西ドイツの統一がテーマで、ベルリンの壁の前で歌うヒロインにはデヴィッド・ボウイを想起したり、東京の時代的変遷を表現したショーには"文学"をみたり、楽しかった!
特にショーでは、鹿鳴館のピエール・ロティの場面は三島の『舞踏会』をそのまま映像にした世界、そこからの芥川『地獄変』の流れ。
今読んでいる『本の栞にぶら下がる』にあるように、作品単体ではなく、ひとつの場面から小説なり風俗なり違う記憶や知識が引っ張り出される贅沢な楽しみを堪能したのでした。

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