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『エリザベート1878』をみた。
原題はCorsage、胸に飾られる美しいコサージュとしての役割を常に求められるエリザベートの苦悩は小さな噴火を繰り返す。

映画の出来はともかく、エリザベートが人間として"イヤな女"だという感想をちらほら目にしていたのだけど、私は全然イヤな印象を持たなかった。当時の価値観と照らし合わせると確かにあまりに規格外、でも突飛な人物とは思わない。持て余す葛藤に常に苦しむ、ごく人間的なキャラクターだった。

ルードヴィヒといるときの彼女が好きだなあ。そして皇帝フランツの愛はどこまでも彼女には届かないし、あまりにも行き違うのはみていて少し苦しかった。

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