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花組公演『うたかたの恋』『ENCHANTMENT』を観劇しました。 

今回の『うたかたの恋』は柴田侑宏先生オリジナルを小柳奈穂子先生があらたに演出し直したもの。とてもよかった。
長年、歯が浮くような気分でみていた件り、たとえば、マイヤーリンクの鬼ごっこではしゃぎまわる場面や、ルドルフから送られた指環の日付にマリーが羞じらう場面がなくなり、ルドルフの孤独と政治に絡む印象が強くなっていた。
小柳先生はシラーの『群盗』の演出も好きだった。軽妙な作品よりも、シリアスな作品のほうが光る気がする。
マリーのお衣装は少しゴテゴテし過ぎではないか。令嬢らしいすっきりしたドレスのほうが、まどかちゃんには似合いそう。

ショーは宝塚らしい美しいレヴューで、どの曲も耳馴染みのある曲ばかり。
れいちゃんの、ケーンを手にした黒燕尾姿の端正なこと。思わずため息が出た。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」のみなみちゃん、よかったなあ。

眼福、耳福の大変よい舞台でした。

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