ヨさん以外には普通の🐈️に見えているので、 ゅ~るなどをあげると喜ばれますよ、と渡されてあげ方を教えられ(知人宅の🐈️(命名とらくん)にあげるところを見せてもらう)、おおいに戸惑いながらもやってみると、絵面が成人男性なので大変微妙なことに。
しかし、普段が塩塩の塩な🐈️ソくんがその時だけ執着してくれるので、だんだん癖になるヨさん。
ゅ~るを持った手にすがり付いて上目遣いで吸い付く🐈️ソくんと目があった瞬間、ヨさんの性癖という名の蔵の扉が開いたという。
―――その日、青年は運命に出会う
「――問おう、お前が俺のマスターか」
🐈️ソくんとの出会い
ヨさんの散歩道にある土留めのブロック塀の隙間にいつの間にか入り込んでた🐈️。崩れかけているので「そこにいると危ないぞ」などと声をかけてみるも、警戒して奥の方に入り込むのでなすすべもなく。
数日後に一日中雨が降り続いて、夜中にどうにも心配になって様子を見に行くヨさん。案の定ブロックのあらゆる隙間から大量の水が流れ出てて、🐈️は押し流されていた。壁面に爪を立てて必死にしがみついているが今にも落ちそう。慌てて受け止め体勢に入るヨさん。
気配を感じて逃げようと身を捩った拍子に滑る🐈️、間一髪でタオルを持ったヨさんの腕の中へ。
🐈️パニックでめちゃめちゃ暴れまわるも、ヨさんも必死で抱き止めるのでしばらくして大人しくなる。
こちらもパニックのヨさん、そのまま近くの知人の家(生き物いっぱい飼ってる)へ向かい助けを求める。
なんやかやあってヨさんの家で飼うことに。必死で気づいてなかったけど腕とか胸とか酷いことになってた。
翌朝目覚めたら🐈️が成人男性になっててヨさん再びパニック。知人を呼び出して説明するも、しば漬けを食べたらケーキの味がした時の顔をされてそのまま帰られた。
よくわからんまま同居生活スタート。
ちなみにヨさんは気づいてなかったが、ブロック塀の隙間にはもう一匹🐈️がいて、そちらは数日前に死んでいた。