櫛木理宇『氷の致死量』読んだ。面白かった!紹介制の性的マイノリティの会合の描写がよかったし、現実の嫌さが実際の事件を引いて書かれている中で、多分架空の、こういう会合を作中に配置したことこそが救いというか希望だなと思う。ラストも明るくてよかった。子どもと、子どもの砦になってくれる大人の関係性に弱いので、樹里と十和子の生活がもっと読みたい…。
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