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先日、とあるYoutube動画を見ていたら、使う言葉によって考えることが変わるという話が出てきた。
日本語で考えるのと、英語で考えるのとでは、考える流れが違ってくると。英語だと必ず主語が浮かぶ。他の言語でとなるとまた変わる。
言語はOSだと。

これはよく分かる感触で同感なんだけど、多分、言葉を使いこなすようになるには、
その言語のOSを使いながら、何を見て、触れていて、どんな感情、気持ちがどう動いて、香りや味は、固さや柔らかさ、空気の感触は、その時に身体は何処がどう動いたのか、
そういったもの全てがその言葉のOSを脳内に形作っていくんじゃないかと思う。体験の集積が言葉のOSを作る。

だから外国語の習得には会話するのが早いのだ。
日本人が現地で実際に喋ると意外に習得できるのは、OSごと切り替える生活に放り込まれるからだ。
日本語OS上で英語OSエミュレーターを走らせるのではなく、OS自体を切り替えるほうが大変なようで結局は負担が少ない。というか、そうしないと実生活で使えるスピードに到達しない。

たぶん、五感を使って習得することには、OS形成を助ける意味がある。
日本での外国語習得も、こういう考えを持った上で取り組むかどうかで、たぶん成果が変わる。日本語OSから切り替えるつもりで。

どうだろう。

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