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無料特別ゲスト回です。世界に100人も現存しないと思われる「ウェイクを17年かけて共同体として最後まで読みきった人物」にじっくりとお話を伺います。逐次通訳付き、チャット参加大歓迎です。youtube.com/watch?v=7QkpSSvYH9

前半第1部のポイントだけで、メモが7ページという長さに。後半ではジュート人の歴史を解説したいと思っていますが、前半部の小ネタがどれも興味深いものばかりで、贅沢な悩みに陥っています。

例えば、ダブリン港の発展への障壁としてダブリン砂州 (Dublin Bar) を工事する必要性を、1967年にジェフリー・コリーという人が熱弁していたり。jstor.org/stable/30103869

領主への歓待を強要する制度「Coign and Livery」に関する興味深い歴史論文を発見したり。jstor.org/stable/24589225

はたまた、「初夜権」(droit du seigneur) というスキャンダラスな権力行使の制度が実在したかどうかという議論があったり。journals.sagepub.com/doi/pdf/1

アーサー王とモーガン・ル・フェイとの間に生まれた息子モルドレッドが王と決闘して共倒れになる話や、雷神トール、賢者オーディンなどの北欧の神々への参照もたくさんあります。

とはいえ、やはり一番重要なテーマはジュート人なので、そこを優先して準備を進めます。

新年第1弾のアーカイブ動画が完成しました。
メンバー用: kenjihayakawa.com/portfolio/20
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来週は「Mutt & Jute」です。混成語=母語=雑種犬のMuttと、アイルランドへの侵略者を標榜するJuteとの会話をジョイスがどう紡いだのか、その職人芸を味わいます。乞うご期待。

6日の金曜日に向けて、鋭意製作中。第2部の主なテーマは「龍」と「混成言語」です。

あけましておめでとうござます。新年第1弾の配信では、15ページを読みます。竜の起源と歴史、バベルの神話、ヘラクレスの柱、シェイクスピアの造語、植物と動物の結婚、中世ダブリンの公開処罰場、ブライアン・ボルーの兄のマフーン王などが登場します。ぜひご参加ください。
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TikTokを始めてみました:tiktok.com/@finwake_jp

文学なのにTikTokというギャップに苦戦していますが、みなさまから「もっとこうした方が良いよ」というアドバイスをいただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

今年最後の配信のアーカイブ動画ができました!
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みなさま、本年は大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。Athbhliain faoi mhaise duit!

今夜の配信のためのパワポが無事にまとまりました。『フィネガンズ・ウェイク』のバイキング関連の含意がより鮮明になるだけでなく、中世アイルランドの発展ひいては植民地主義の複雑さを考える好機になる予感がします。

出典:『来寇の書』Macalister訳 (1938-56); Dillon (1956); Richter (1980).

TikTokを始めてみましたが、完全な初心者でセンスもないので、これで良いのかがまったくわかりません。😓
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TikTokを使うときのコツは何ですか?

リプでアドバイスいただけたらありがたいです!

今週は14ページを読みます。北欧神話の巨大な虚空の裂け目、イェイツの故郷スライゴにたたずむメタルマン、ブライアン・ボルーの要塞、シェイクスピアの『恋の骨折り損』、そして『アイルランド来寇の書』などが登場します。皆様のご参加・ご視聴を心よりお待ちしております。

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「四事の回」のアーカイブ動画が完成しました。
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Wishing you and your family a very Merry Christmas!

今週は13ページを読みます。『四導師の年代記』や4人の福音書記者たち、オプトフォンの発明、プトレマイオスのアイルランド地図、ユダヤ暦、音速や自由落下、カドモスとプリアーモス、そしてA.D.1132年に起こった運命的出来事などが出てきます。初見さんも大歓迎です。 kenjihayakawa.com/finneganswak

「寝プロンの回」のアーカイブ動画が完成しました。
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寒い日が続いていますが、皆様どうかくれぐれもお身体にはお気をつけください。

今週は12ページを読みます。話の主役はアンナ・リヴィア・プルーラベルです。ヘーゲルやアーレント、ゾロアスター教やアイルランドの守護聖人、フェニックス公園に建設予定だった幻の要塞、そしてディズニーのミッキーマウスとミニーマウスなどが登場します。初見さん大歓迎です。kenjihayakawa.com/finneganswak

まだ火曜日なのに気がついたら10ページ目突入。番組メモは長くなる一方ですが、配信時間はいつも2時間~2時間半と決まっています。この限界をどう突破するのか、悩みです。

おそらく金曜日にはあまり深入りできませんが、個人的には「William Buckley」という18世紀~19世紀のレンガ職人の波乱万丈な一生について知ることができたのは大きな収穫でした。歴史には名を残さない、こうした小さな英雄たちを称えるのが『フィネガンズ・ウェイク』ですからね!

次回はカラスたちが上空で鳴く一方で、地面では鶏(gnarlybird)が地面から文字=手紙(letters)を掘り起こす場面が出てきます。そこでルーン文字への言及があるので、この機会にルーン文字の成り立ちや用途をしっかりおさえようということで、専門家のTineke Looijengaの古典的研究『最古のルーン記述の文と文脈』を読んでいます。brill.com/display/title/7539

これがとても参考になる一冊で、著者お手製の一覧表なども登場し、本番組にも通ずる手作り感もあり、とても好感が持てます。しかし、ルーン文字はとにかく種類が多いので、はたして番組時間内で満足に紹介できるかどうかは(毎度同じく)課題ですが、そこは楽観しておきます。

今週は今関さんをお招きして10~11ページを読みます。3羽のカラスたち、ノアの方舟、アイスランドのLandnámabók、『ユリシーズ』でスティーヴンが歌う民謡、ジャックと豆の木、イフリートやノッケン、北米先住民族のパウワウなどが出てきます。初参加の方も大歓迎です。kenjihayakawa.com/finneganswak

「博茸館の回」のアーカイブ動画ができました。
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来週は今関さんをお招きしてのゲスト回です。戦いが終わった後の霧深い静寂へと進みます。

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