毎コマ「わかる」とか「ああ〜…」ってコマが多すぎてもはやメモを取りながら読んでました
個人的に1巻巻末のヨウちゃんとオニの話が自分が小学生の時のエピソードに類似しすぎてて「え!?」て声が出るレベルだった…(爆笑
ホーライくんがLGBT法案で傷ついてるとこ(信頼している人にほど自分のことを打ち明けられないこと)、ヨウちゃんの"先延ばし"/思いついた言葉(アワスペース)をいきなりいうところ/割れてるディスプレイ/最終話でもヘアカラーチェンジ、キクちゃんの関節のこと「どっちの姓にする?」て訊くところ、もはや全コマメモしたほうがいいのでは?ってぐらい、自分も日常でチクっとするけど"気にしないようにしてること"が描かれてる漫画だな〜と思いました
個人的に紙の漫画で読んでよかったシーンはホーライくんがパートナーと五山送り火をみにいった時の見開きで、このベタで真っ黒シーンは紙で読んだほうが質感があるなと思った
あの時期の京都の空気を思い出してとてもよかったです
(ここからよく見えるよっていう山に登った個人的体験を思い出しました
何よりヨウちゃんが共感込みもあって大好きなんですが、第一話にあった「ピシャーン」が最終話にもあって嬉しかったです
いきなり"何か"が降ってきて突き動かされたり何かに熱中して周りが見えなくなったり損になってるのはわかってるのにサブスクが解約できない…といった人間なので共感しかないです
とりあえず京都に行って刻んであるお揚げさんのきつねうどん食べたくなります
2巻というコンパクトさでありながら非常に複雑な人のありようをスケラッコ先生の筆致で優しくしかし細やかに描かれているので気になっている方は是非🙋♀️
以上、『ここは鴨川ゲーム製作所』(全2巻)の感想でした!