「ね、青年」
「聞かねぇ。今回ばかりはオレも好きにさせてもらう」
「話聞いてよ、おっさんそんなつもりじゃ」
「あんたがどういうつもりかなんて関係ないね。散々人の忠告を無視したんだ」
レイヴンに覆いかぶさるユーリの影が揺れる。
青い顔色にひきつった笑みを浮かべるレイヴンはそっとユーリの肩を押してみるがびくともしない。
それどころか当のユーリは女の子が見たら赤面して倒れてしまいそうな笑顔を浮かべている。それがレイヴンにとってはなんとも恐ろしい。
「ユーリ、ユーリ」
「痛い目見ないとわからないんだもんな、レイヴンは」
「ちがっ、」
「問答無用。腹括れよ、男に二言はねぇんだろ」
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「あれ、レイヴンは?」
「ぎっくり腰だとよ。俺が代わりに片付けに来た」
「とか言いつつ、あのおっさんサボってるんじゃないでしょうね」
「いや?今回ばかりは本当だ。怒らないでやってくれよ」
「ふぅん」
これメモから出てきたんだけど何を書こうとしてたか忘れたのでご自由に想像してくださいって感じ