納得がいかない主張。紐づけにマイナンバー自体を使わないことを問題視しているが、事故の影響範囲を縮められるというITサービス全般に見られる「常識」を知らないとは、大林編集委員はアナログ人間なのか?
Twitterを使う人間ならよく知っていると思うが、怪しげなサービスと連携させてしまっても、そのサービスとの連携だけを切れば、パスワード等を変更せずにすむ。このように、他のサービスと連携するITサービスの多くが、パスワード自体を保持せず「連携許可」だけを保持するのは普通のサービスの常識。
「取り寄せた情報に名前がついてたら誤紐づけに気づけるでしょ」というが、取り寄せる情報に基本四情報がついていたら、それこそ流出時は取り返しがつかないことになるのを、"総務省が違憲訴訟を避けたいがために、個人を特定できる情報をシステムに流さない方針を徹底"というのは陰謀論に近いのでは。
誤紐づけの多くは "具体的には情報照会者の誤りが多い" にあるとおり、マイナンバーを提出しない人のマイナンバーを他の人が推測して補記しようとしてミスすることにあるわけで、そのような尻拭いを止めてしまうのが正しいのではないか…?
マイナンバーカード失策に15年前のトラウマ 個人情報、一元管理を https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD224Y10S3A520C2000000/